【用語集に記載の内容について】

用語集に記載されているメソッドや関数の引数は、VBAエキスパート試験の試験範囲に基づいており、すべての引数を網羅しておりません。 また、書式は公式テキストの記載に準じています。
試験範囲外の引数や詳細については、ヘルプ機能やオブジェクトブラウザーをご参照ください。

【コードをコピーして実行する場合の注意】

文字コードの関係上、半角の「¥」は「/」で表示されるため、当サイトでは全角の「¥」で記載しています。当サイトのコードをコピーして実行する場合は、全角の「¥」を半角の「¥」に変換してください。

Workbooksコレクション

名称Workbooksコレクション
説明
現在Excelで開いているすべてのブックの集合体を表します。

例えば、3つのExcelファイルを開いている場合、それらはすべてWorkbooksコレクションに含まれます。

Workbooksコレクション内の特定のブックを操作する場合は、Workbooksコレクションにブック名やExcelで開いた順番で振られる番号を指定します。

例えば、現在開いている3つのExcelファイルの中のブック「Book1.xlsx」を操作したい場合は、「Workbooks("Book1.xlsx")」と記述します。

個々のブックはWorkbookオブジェクトで表され、「Workbooks("Book1.xlsx")」は、ブック「Book1.xlsx」というWorkbookオブジェクトを表します。
書式
【個別のブックを指定①】
Workbooks(ブック名)

ブック名は、Workbooks("Book1")のように、ダブルクォーテーションで囲みます。

【個別のブックを指定②】
Workbooks(数値)

数値:Excelで開いた順番で振られる番号を指定

Excelで開いた順番を表す数値は、開いた順に1から番号が振られます。
コード例①
【個別のブックを指定:ブック名】
Sub Macro1()
    Workbooks("Book1.xlsx").Activate
End Sub

ブック「Book1.xlsx」をアクティブにします。
コード例②
【個別のシートを指定:Excelで開いた順番で振られる番号】
Sub Macro2()
    MsgBox Workbooks(1).Name
End Sub

エクセルで1番目に開いたブック名がメッセージボックスに表示されます。

マクロを実行すると、エクセルで1番目に開いたブックが「Book1.xlsx」の場合、「Book1.xlsx」がメッセージボックスが表示されます。
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