【用語集に記載の内容について】

用語集に記載されているメソッドや関数の引数は、VBAエキスパート試験の試験範囲に基づいており、すべての引数を網羅しておりません。 また、書式は公式テキストの記載に準じています。
試験範囲外の引数や詳細については、ヘルプ機能やオブジェクトブラウザーをご参照ください。

【コードをコピーして実行する場合の注意】

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SUM関数(ワークシート関数)

名称SUM関数(ワークシート関数)
説明
指定した数値やセル範囲の合計を計算するワークシート関数です。
書式
WorksheetFunction.Sum(引数1, 引数2,…,引数30)

引数:数値やセル範囲を指定

引数には、最大30個の引数を指定できます。
コード例①
【セル範囲を合計①】
Sub Macro1()
    MsgBox WorksheetFunction.Sum(Range("A1:B1"))
End Sub

SUM関数で、引数に指定したセル範囲A1:B1の合計を計算します。

マクロを実行すると、アクティブシートのセルの値が以下の場合、「3」がメッセージボックスに表示されます。
A B
1 1 2
コード例②
【セル範囲を合計②】
Sub Macro2()
    'Cellsでセルを指定
    MsgBox WorksheetFunction.Sum(Cells(1, 1), Cells(1, 2))
    
    'Rangeでセルを指定
    MsgBox WorksheetFunction.Sum(Range("A1"), Range("B1"))
End Sub

SUM関数を使用して、引数に指定したセルの合計を計算します。

セルの指定には、CellsとRangeを使用しています。
どちらも実行結果は同じです。

マクロを実行すると、アクティブシートのセルの値が以下の場合、「3」のメッセージボックスが2回表示されます。
A B
1 1 2
コード例③
【値を指定】
Sub Macro3()
    MsgBox WorksheetFunction.Sum(10, 20)
End Sub

SUM関数の引数に直接数値を指定し、合計を計算します。

マクロを実行すると、「30」のメッセージボックスが表示されます。
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