【用語集に記載の内容について】
用語集に記載されているメソッドや関数の引数は、VBAエキスパート試験の試験範囲に基づいており、すべての引数を網羅しておりません。
また、書式は公式テキストの記載に準じています。
試験範囲外の引数や詳細については、ヘルプ機能やオブジェクトブラウザーをご参照ください。
【コードをコピーして実行する場合の注意】
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SMALL関数(ワークシート関数)
名称 | SMALL関数(ワークシート関数) | ||||||||||||
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説明 | 指定したセル範囲のデータから、n番目に小さい値を返すワークシート関数です。 |
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書式 |
WorksheetFunction.Small(セル範囲, n) セル範囲:数値のセル範囲を指定 n:何番目に小さい値を取得するかを数値で指定 |
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コード例① |
【1番目に小さい値と4番目に小さい値を取得】 Sub Macro1() Dim num As Long num = WorksheetFunction.Small(Range("A1:A5"), 1) MsgBox "1番目に小さい値:" & num num = WorksheetFunction.Small(Range("A1:A5"), 4) MsgBox "4番目に小さい値:" & num End Sub SMALL関数で、アクティブシートのセル範囲A1:A5の1番目に小さい値と4番目に小さい値を取得し、メッセージボックスに表示します。 マクロを実行すると、アクティブシートのセルの値が以下の場合、以下のメッセージボックスが順に表示されます。 「1番目に小さい値:10」 「4番目に小さい値:40」
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コード例② |
【SMALL関数とMIN関数】 Sub Macro2() Dim num As Long 'SMALL関数 num = WorksheetFunction.Small(Range("A1:A5"), 1) MsgBox "一番目に小さい値:" & num 'MIN関数 num = WorksheetFunction.Min(Range("A1:A5")) MsgBox "最小値:" & num End Sub SMALL関数で、アクティブシートのセル範囲A1:A5の1番目に小さい値を取得し、メッセージボックスに表示します。 MIN関数で、アクティブシートのセル範囲A1:A5の最小値を取得し、メッセージボックスに表示します。 どちらも取得する値は同じです。 マクロを実行すると、アクティブシートのセルの値が以下の場合、以下のメッセージボックスが順に表示されます。 「1番目に小さい値:10」 「最小値:10」
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カテゴリ | スタンダード |